2016年06月



第31回は「ロンメルアフリカ軍団」であります。

「ロンメルアフリカ軍団」は1988年、翔企画SSシリーズの一つとして出版されました。
2004年のゲームジャーナル版は16年ぶりの再販ということになります。
ゲームデザインは鈴木銀一郎氏。
GJ13号はこの「ロンメルアフリカ軍団」の他に、
高梨俊一氏デザインの「ドイッチュラント・ウンターゲルト」を収録していました。
鈴木銀一郎・高梨俊一というシミュレーションゲーム界のビッグネームの2in1
ということでかなり豪華な感じでした。

本作はルールが簡単でプレイし易く面白い、というSSシリーズ初期のヒット作で
実際にプレイしたという方も大変多いことでしょう。
私も翔企画版のをいまだに持っていますが、もう28年前の作品なのですね。

ちなみに「ドイッチュラント・ウンターゲルト」の方は、
ホビージャパン発行のシミュレーションゲームマガジンタクテクス7号(1983年1-2月号)
に収録されたものでしたが、マップやユニットは自作しなければなりませんでした。
そういえば自分もタクテクスの付録ミニゲームにはお世話になりました。
「シェルブール攻防戦」や「ブノット・ヤコブ橋」などを自作してプレイしましたねー



2004年12月  ゲームジャーナル No.13 掲載

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第30回は「壬申の乱」であります。

「壬申の乱」は1984年にアド・テクノスからゲーム付書籍という形で出版されました。
2004年のゲームジャーナル版はそれから20年を経ての再販ということになります。
ゲームデザインは高梨俊一氏、高梨作品らしい緻密で洗練されたシステム、
名作の誉れも高いのであります。

GJ12号に掲載されたデザイナーズノートで(第二版製作にあたって加筆された)
氏は自作の「壬申の乱」について「ある意味で私が一番楽しんでデザインしたゲーム」と評しておられます。
この号には「壬申の乱」リサーチノートも掲載されていて、
それを読むと季節や自然の地形、通信、行軍、兵器・戦術、動員など
古代の戦争について様々に思考を繰り返しながらルール化されていったことが判ります。
現・近代の戦争と違って戦いの実相を伝える資料は限られているわけですが
判らないところを様々な思考実験によって埋めて、一つのゲームにしていく
というあたりは読み物としてもたいへん面白いものでした。



2004年9月  ゲームジャーナル No.12 掲載

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