2015年07月

第8回はSSシリーズ「太平記」であります。
1991年(平成3年)とシミュレイターの奥付にありますが、もう20年以上前。
往時を思えばまことに夢のごとしで、
「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」であります。
いや、まだ消えてないですけどねw

シミュレイター誌はこの32号から一回り小さくなってB5サイズになってしまいました。
たぶん資金的に苦しくなったのでしょう。
90年代に入るとシミュレーションゲームは明らかに売れなくなっていました。
おもちゃ屋であれほど存在を主張していたシミュレーションゲームのボックスも
次第に少なくなってゆきました。

そういう逆風の中で翔企画が世に問うた作品群がSSシリーズだったものでありましょう。
このSSシリーズ「太平記」というゲームは、
ちょうど放送予定だったNHKの大河ドラマ「太平記」に合わせて作られたらしいのですが
一過性のブームを狙った作品にとどまらず、
「太平記システム」として、後にいろいろなテーマの作品に流用されるシステムの元祖となった、
という点でも興味深い存在だと思います。

漫画はゲームのリプレイというよりは、当時あまり馴染みのなかった
史実の「太平記」とゲームシステムの紹介的なものになったのでした。

1991年(平成3年) シミュレイター誌第32号掲載



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さて第7回は「SSシリーズ」と名付けられた翔企画のゲームシリーズから「ミッドウェイ空母戦」です。
ゲームについては「翔企画、SSシリーズ」でぐぐると概要が判るんですけれども、残念ながら再販はされていないようです。現在では入手は困難でしょうか。

この頃になるともうだいぶ記憶が曖昧なのですが「アウステルリッツの太陽」以来お世話になっていた松家さんにお願いしてプレイを観戦させてもらったのだと思います。
前回「モスクワ冬将軍」の時は一緒にプレイしてましたが、今回は観戦メモ取りに忙しかったのではないかと。やはり登場しているのは実在のプレイヤーなのですが、ひさのさん、楠田さん、お元気でおられますでしょうか?

あと、ページが前号で8ページだったのが6ページに戻っています。
この頃は増えたり減ったりしてたみたいですね。

1990年 シミュレイター誌第31号掲載


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第6回はカードゲーム「モスクワ冬将軍」です。
1990年頃翔企画から発売されたシミュレーションカードゲーム、デザイナーは巨匠鈴木銀一郎氏。

ゲームシステムがかのヒット作「モンスターメーカー」そのままなので(ミルボーンシステムというのだそうですね)プレイヤーはドイツの将軍となって、ダンジョン、もとい、ロシアの平原の彼方にあるお宝「モスクワ」を奪取せよ!というゲームでした。進路の邪魔をするモンスターカードは赤軍の大軍団だったりジューコフだったり。

90年頃になるとボックス入りの高価なシミュレーションゲームはあまり売れなくなった様子で、翔企画からは「SSシリーズ」というミニサイズでプレイ時間も短くルールも比較的簡単で安価なシリーズが次々と出版されました。また当時はカードゲームの流行によって、本作以外にも実に多くの様々なカードゲームが製作・出版されたようでした。

この号は漫画が2ページ増えて8ページになっています。

1990年 シミュレイター誌第30号掲載


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第5回はアド・テクノス往年の名作「アウステルリッツの太陽」です。
ゲームジャーナル33号において再販されました、幸いにしてまだ手に入るようです。
このゲームの特徴はコマンドチットシステムを採用しているところで、この戦いに参戦した将軍ごとにコマンドチットが用意されていて、それを引いて移動・戦闘の順番を決定するということなのでした。

この頃シミュレーションゲーム界では「コマンド・コントロール」とやらが注目されていたみたいで……
それは要するに、現実の軍隊は命令一下一糸乱れぬ行動などなかなか出来ないので、我のターン、敵のターンと移動・戦闘がキッチリ分かれて行われるのは現実的では無い。という考えのようでした。

で、この「アウステルリッツの太陽」のチットシステムを利用して多人数でプレイしてみよう、それでコマンド・コントロールの重要性を検証してみよう、といった企画であったと記憶しています。
京都の立命館大学のセミナーハウス(だったか?)でプレイは行われました。私(松田)も当日は会場に赴いて観戦してメモを取ったりしてました。
この漫画に出て来るのは全て実在の人物なのですが、もしかして肖像権の問題とか個人情報なんたらの問題とかありましたら松田までご一報ください。この後リプレイコミック制作でいろいろお世話になる松家さんとか、当時シミュレイターの編集をされていた中黒さんなんかもこの時は来られていました。往時をおもうと懐かしくもあります。

1990年 シミュレイター誌27号掲載

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